6月 032016
 

飛行機の座席のような狭い場所で、長時間同じ姿勢でいることで起こる症状に「エコノミークラス症候群」がありますよね。エコノミークラス症候群には「旅行者血栓症」と言う別名もあって、旅行者ばかりがなるものだと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、エコノミークラス症候群は飛行機の座席と同じように狭い場所である、電車やバス、車などの乗り物の座席でも起こることがあります。さらに、乗り物以外に映画館や劇場の座席、オフィスなどでも起こることがあるのです。では、こんなエコノミークラス症候群の予防法についてみていきましょう。

そもそも、エコノミークラス症候群になる原因は?

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同じように飛行機に乗っていても、エコノミークラス症候群になる人とならない人がいますよね。

まず、エコノミークラス症候群の主な原因としては、飛行機内の気圧の低さ、湿度の低さなどが考えられます。

空気中の水分が蒸発しやすい環境にあれば、体内の水分も蒸発しやすく血液の粘性が高くなり、血液の流れが悪くなってしまうのです。その上、狭い座席での座り姿勢が長いと、下肢が圧迫される時間も長くうっ血を起こしやすくなります。

そして、血栓ができると急に立ち上がった時に、血栓が血液と一緒に循環して肺の細い血管を詰まらせることがあります。それで起こるのがエコノミークラス症候群の中でも「肺塞栓症」で、動悸や呼吸困難などの辛い症状が起こることがあります。

こまめな水分補給が効果的な予防法!

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ある製薬会社では、40名の対象者にアメリカまで9時間搭乗してもらって、9時間の間に水分補給をしてもらう実験を行いました。その実験では、対象者40名をミネラルウォーターを摂取するグループ、イオン飲料を摂取するグループに分けて、同じタイミングで同じ量の水分を摂取してもらいました。

すると、実験の結果として、イオン飲料を摂取したグループはミネラルウォーターを摂取したグループよりも、摂取した水分が体内に残りやすいことが確認できました。

さらに、イオン飲料を摂取したグループでは血漿量が増加しており、腕と足での血液の粘性に差が少ないことも確認できました。エコノミークラス症候群を予防するためには、こまめな水分補給が必要なのですが、同じ水分でもイオン飲料の方が効率的に水分補給を行うことができます

参考:熱中症予防は水分補給だけでは足りない?【ナトリウム不足も要注意】

足の血行を良くするマッサージやストレッチをしよう!

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エコノミークラス症候群を予防するためには、姿勢を崩して下肢の血液の流れが滞らないようにする必要があります。特に窓側の席の方だと、通路側の席を失礼するのも気が引けて、ついついトイレや席を離れることを我慢してしまうのではないでしょうか。

トイレや席を離れることは、長時間の同じ姿勢を崩す良い機会でもあるのです。なので、決して席を離れるのを我慢せず、適度に席を離れて下肢を解すことをお勧めします。

そして、席を離れた時に、マッサージやストレッチを行ってみてはいかがでしょうか。それでも通路側の席を失礼するのが気が引けると言う場合には、初めから通路側の席を選ぶようにすると良いかも知れませんね。

機内でできるストレッチ動画をご紹介

参考:JAL – 飛行中 インフライト体操(快適な空の旅のために)




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