7月 072015
 

「赤ちゃんは絶対に母乳で育てる!」なんて言うお母さんも多いですし、自治体の保健師さんや産婦人科の看護師さんなども母乳育児をお勧めすることが多いですよね。確かに、母乳には赤ちゃんが必要とする基本的な栄養が含まれていて、消化や吸収にも優れているのです。

しかも、病気に対する抵抗力を強める免疫物質も豊富に含まれていて、赤ちゃんの健康のためには言うこと無しの食事に感じませんか。もっと母乳育児のメリットを言うと、最近ではデパートやスーパー、公共施設などには授乳室が設置されることが多くなり、こういう場所へのお出掛けであれば哺乳瓶や粉ミルクを持ち歩く必要は無くなりますよね。

母乳育児で不足しがちな栄養素 :ビタミンD

もちろん、ミルク代もかからなくて経済的ですし、親子のスキンシップも母乳育児だけでもしっかりと取れますよね。ところが、こんな優れ物の母乳育児にも、実はデメリットがあるようですね。母乳にはビタミンDが少ないことです。ビタミンDは魚介類に豊富に含まれている栄養で、もし不足してしまうと赤ちゃんの骨が柔らかくなったり曲がったり、変形しやすくなって「くる病」の原因になってしまうのです。

赤ちゃんの足をまっすぐにした状態で寝かせたり立たせたりして、かかとをくっ付けた時に膝同士が3cm以上離れているようであれば、くる病を疑って病院にかかりましょう。病院では血液検査やX線などの検査で診断してくれます。ビタミンDの主な役割は、カルシウムやリンなどの栄養の吸収をサポートして、健康的な骨や歯を保ってくれることです。

丈夫な骨や歯を作るビタミンD

つまり、ビタミンDの不足は骨だけではなく、歯にも悪影響が及ぶことになります。このように考えると、本当に赤ちゃんの健康を考えるなら、母乳の良いところとミルクの良いところを理解して混合するのが良いのかも知れませんね。最近のミルクは、母乳だけでは不足する栄養をきちんと補うことが出来るように作られていますから。

参考:赤ちゃんのミルクや哺乳瓶はいつまで?【ミルクをやめるタイミングについて】

離乳食の時期に入ったら、母乳に頼りすぎない

それから、離乳食の時期になっても、母乳に頼りがちなんて言う方もいるでしょう。乳製品や卵などの食品はアレルギー品目として言われることがありますが、実はこれらの食品にはビタミンDが豊富に含まれていますし、他の栄養バランスにも優れているのです。アレルギーを心配して食品を制限してしまう気持ちも分かりますが、あまりに食品を制限してしまうと、今度は摂れるはずの栄養まで制限してしまうことになるので注意が必要です。

日光浴も正しい知識で行えば問題ない

また、ビタミンDは食品以外には、日光浴を行うことで体内に生成することも出来ます。最近では、母子手帳にも赤ちゃんの紫外線対策をしっかり行うよう注意が喚起されていますが、日光を全く浴びないのも健康に良くないようです。紫外線対策は日光を全く避けるのではなく、赤ちゃん用の日焼け止めを使用したり、帽子やベビーカーなら日よけを活用するなりして対策すると良いでしょう。

もちろん、ビタミンDの摂取や日光浴でのビタミンDの生成だけではなく、カルシウムやリンなどの骨や歯に関係する栄養も忘れずに摂取させましょう。




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