4月 282016
 

最近感染の拡大が心配されている「ジカ熱」と言う病気を、ニュースなどで聞いたことのある人は多いでしょう。「ジカ熱の流行しているブラジルに滞在して、日本に帰国した人で感染が確認された。」と言うニュースもありましたよね。ジカ熱と聞いて蚊に刺されて移ることは知っていても、具体的にはどういう病気なのか知らない人も多いでしょう。では、ジカ熱について見てみましょう。

ジカ熱はどこで流行していて感染経路は?蚊を媒介して感染を拡大

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ジカ熱はブラジルを中心とした中南米で流行している病気で、世界保健機関(WHO)でも緊急事態として宣言しています。ブラジル以外には、中央アメリカ、南アメリカ、東南アジア、南アジア、アフリカ、中国、日本でも感染者が確認されています。

また、チリやカナダを除いたアメリカ大陸では、今後ジカ熱が流行するものとして懸念されています。それで、ジカ熱はジカウイルスを持った蚊に刺されて発症するもので、蚊に刺されてからすぐに症状が現れる訳ではなく、数日から12日ほどの潜伏期間を経て発症すると言われています。

しかし、人の体液や血液に触れることでも、感染するのではないかとも言われています。

ジカ熱に感染するとどういう症状が起こる?潜伏期間~完治まで

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多くの人が不安になるのは、ジカ熱に感染したらどういう症状に襲われるのかと言うことでしょう。

感染して数日から12日ほどの潜伏期間を経たら、発熱や頭痛、関節痛、倦怠感、結膜炎、下部肋骨水腫、斑点状丘疹などの症状を起こす人が多いようです。

それから、人によっては、腹痛や下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振、後眼窩痛などの症状が起こることもあります。もちろん、全ての人にこれらの症状が起こる訳ではなく、症状があまりにも軽くて感染に気付かない人もいますし、全く症状を感じない人もいます。

ただ、何らかの症状が起こっても、発症期間は長くて1週間ほどで自然に完治するようです

ジカ熱によって心配される問題とは?ギランバレー症候群、小頭症

ジカ熱は自然に完治する病気ですし、適切な治療を受けさえすれば、死亡率は1%未満で極めて低いと言われています。

しかも、一度感染すれば抗体ができて、二度とジカ熱にかかることはありません。このように聞くと、「それほど深刻な病気として考えることもないのでは?」と思うかも知れません。

しかし、ジカ熱には、ギランバレー症候群や小頭症との関連性が考えられています

ギランバレー症候群は運動神経や感覚神経に障害が起こり、手足に力が入らなかったり、手足が痺れたり、手足の感覚が麻痺したり、胸が動かしにくく呼吸困難に陥ったりする病気です。

小頭症は脳が著しく小さくなって、赤ちゃんの発達の遅れ、腕や足の痙縮、食欲不振、発作などの症状が見られる病気です。赤ちゃんの頃の感染だけではなく、妊娠中のお母さんの感染も関係しているようです。

参考①:蚊にさされやすい体質とそうでない体質とがある?【デング熱にご注意】
参考②: ギランバレー症候群の原因・症状・治療法




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