4月 042016
 

「自分は若いから、特に大きな病気はしないだろう。」と思ったら大間違いです。昔と比べて食生活が欧米化して、食事の栄養バランスが崩れやすくなっている現在、病気のリスクに年齢はそれほど関係ないかも知れません。若い人でも、思ってもいない病気になることも十分にあり得ます。ちなみに、若い人に多い病気の一つに、「潰瘍性大腸炎(UC)」があります。では、潰瘍性大腸炎とは一体どういう病気なのでしょうか。

潰瘍性大腸炎の症状は?【腹痛、下痢、血便など】

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に炎症が起こって、粘膜がただれたり破れたりし、便に粘液や血液などが混ざる病気です。大腸の炎症は初めは肛門側から始まるのですが、症状の悪化とともに奥の方に炎症が拡大していきます。

ただ、拡大した炎症は一旦治まって、再度拡大を繰り返すことが多いものです。

大腸の症状以外にも、熱が出たり貧血を起こしたりなどの症状も長く続き、一度発症すると今後長く付き合っていく必要のある病気です。

潰瘍性大腸炎の原因としては、自己免疫反応の異常が考えられます

発症者にはどういう人がいるの?【若い世代に多くみられる】

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潰瘍性大腸炎はここ数十年のうちに発症者の増えている病気で、今では11万人以上も発症者がいると言われています。

それで、発症者の中でも特に多い年齢層が20代で、男性では20代前半の発症者が、女性では20代後半の発症者がもっとも多いようです。

ただ、10代や30~60代くらいの人にも発症者が多く、10歳以下のお子さん、70代以上の高齢者の発症者もいて、どの年齢層でも油断は禁物です。

それから、性別ごとに発症者数を比べてみても、どちらの方が多いと言うこともなく、男女ともに注意が必要です。

また、喫煙者と禁煙者を比べると、意外なことに喫煙者の方が発症しにくいようです。

潰瘍性大腸炎の治療方法は?【一進一退を繰り返す】

潰瘍性大腸炎を薬で完治するのは難しいのですが、大腸の炎症を抑えて症状を最小限に抑えることは可能です。

そこで、治療に使われる薬として、アミノサリチル酸薬、副腎皮質ステロイド薬、血球成分除去療法、免疫調節薬、抗TNFα受容体拮抗薬などがあります。

まず、アミノサリチル酸薬は比較的軽い症状の場合に、副腎皮質ステロイド薬は重症の場合に、炎症を抑える薬として使われます。

血球成分除去療法は副腎皮質ステロイド薬でも十分な効果が認められない場合に使われることの多い薬で、白血球の過度な活性を抑える薬です。免疫調節薬はステロイド薬で十分な効果が見られない場合、ステロイド薬の使用を止めると症状が悪化してしまう場合などに使用することが多いです。

抗TNFα受容体拮抗薬は注射薬で、数週間置きに皮下投与したり、数ヶ月置きに点滴投与したりします。

参考サイト①:潰瘍性大腸炎
参考サイト②:潰瘍性大腸炎(UC)について

 




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