5月 302015
 

「子宮内膜症」と言う病名を聞いたことのある方は、かなり多いのではないでしょうか。ただ、子宮内膜症の経験のない方だと、これが一体どういう病気なのか分からないと言う方が多いかも知れませんね。

実は、子宮内膜症は「エストロゲン」と言う女性ホルモンの分泌が大きく関係している病気で、20代から40代の女性に多い病気なのです。20代から40代の10%近くの方がこの病気にかかっていると言うことで、これくらいの年齢層の方は特に注意が必要です。

子宮内膜症の症状:強い痛み を感じる

もちろん、他の年齢層の方が全く安心と言う訳ではありませんが。では、子宮内膜症の主な症状を見てみましょう。子宮内膜症になると、何らかのきっかけで強い痛みを感じることが多いようですね。生理の時、性交渉の時、排便の時などです。

中には、生理の時以外にも慢性的な骨盤痛を感じる方も少なくないようです。生理の時に痛みを感じると言う女性は多いですが、生理痛でも特に強い痛み、今までに感じたことのない痛みや我慢できない痛みなどを感じる場合には早めに婦人科を受診した方が良さそうですね。

参考:月経前症候群(PMS)でぐったりしない体質作りの方法は?【効果的な対処方法について】

日常生活に支障がでる生理痛は放置しない

元々生理のたびに生理痛を経験してきた方でも、最近は以前にも増して痛みが強くなっていると言う子宮内膜症の方も多いようです。それから、子宮内膜症は「子宮内膜」と名前に付いているだけに、子宮に子宮内膜が出来るものだと思っている方は多いでしょう。

ところが、卵巣で子宮内膜が出来る「卵巣チョコレート嚢胞」と言う病気もあるようです。卵巣に子宮内膜が出来ると、生理の際に出来た子宮内膜で出血が起こります。にもかかわらず、通常の生理のように体外に血液が排出されることはなく、卵巣内で血や死んだ細胞がチョコレート状に固まってしまうのです。

だからこそ、下腹部が張る感じ、強い痛みなどを感じるのです。このまま症状に気付かずに放置して万一卵巣が破裂してしまうと、激し痛みを感じることがあります。仕事が忙しくてなかなか婦人科にかかれない方もいるかも知れませんが、さすがにここまで酷い状態になるまでには何とか時間を取って受診したいものですね。

どのような検査をするの?

では、婦人科でどういう検査をして子宮内膜症だと診断できるのでしょうか?症状に関して問診を行うのはもちろんのこと、症状を基に内診や超音波、画像検査などを行います。そして、検査の結果によっては、薬物療法、手術などの治療を行います。検査では子宮内膜症に限らず、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などの重大な病気、不妊の可能性が発見できることもあります。

このように考えると、「生理の時の痛みは女性なら当たり前のもの。」なんて思ってスルーするのは怖いですよね。軽く考えていたことが、将来的な妊娠の可能性さえも左右してしまっては大変です。特に以前とは違う痛みや我慢しがたい痛みなどは、「もしかしたら体が何らかの異常を訴えているのかも知れない。」と少しは大げさに病気の可能性を疑うことも大切なのかも知れませんね。




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