5月 152016
 

喫煙が習慣になっている親からすると、あまり子供への悪影響は考えないかも知れません。でも、親の喫煙は喫煙の仕方によっては、子供の健康に害が及びます。しかも、害が及ぶのは今現在に限らず、将来的にも害が及ぶことがあるようです。では、親の喫煙がどのように子供に悪影響を及ぼすのか、子供への悪影響を予防する対策法はないか、見ていきましょう。

タバコの煙に含まれている化学物質は?受動喫煙(副流煙)の健康被害

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タバコの煙が有害であることはよく知られていますが、タバコの煙の中には危険な化学物質が多く含まれているからです。ニコチンやタール、ピレン、窒素酸化物、アセトアルデヒドなどを含めて、なんと4500種類以上もの化学物質が含まれていると言われています。

また、タバコの煙には主流煙や副流煙の2種類があって、主流煙は喫煙者の体内に入る煙のことで、副流煙は喫煙者の近くにいる時に体内に入る煙、つまり受動喫煙によって体内に入る煙のことを言います。実は、タバコの煙に含まれている化学物質は、副流煙の方が多いようです。

受動喫煙のあった子供の将来的な危険は?動脈硬化になる割合

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受動喫煙のあった子供2400人以上を対象に26年の追跡調査で、その子供が大人になってからの動脈硬化との関連性を調べる研究が、オーストラリアとフィンランドの研究グループによって行われました。その結果、両親のうちのどちらか1人でも喫煙している家庭で育った子供は、両親とも喫煙していない子供の1.7倍も動脈硬化の危険性があることが確認できました。

また、タバコの煙に含まれているニコチンが体内に入ると「コチニン」と言う物質が作られるのですが、この物質が検出される確率は両親とも喫煙していない子供でも16%と言われています。

さらに、片親が喫煙している子供では38%両親とも喫煙している子供で57%と言う結果になりました。子供の体内にコチニンがあると、4倍も動脈硬化の危険性があることも確認できました。

子供への影響を予防する対策法は?妊娠時から気を付ける

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親の喫煙が子供の現在だけではなく、将来的にも悪影響を及ぼすことを考えると、親としては何としても対策したいと思いますよね。

ただ、親としてできる対策としては、やはりこの機会に禁煙に踏み切ることです。禁煙が難しい場合には、自宅に喫煙スペースを作るか外で吸うなどして、子供が受動喫煙しないように十分に配慮して吸うことが大切です。

ところで、「子供への影響を考慮するなら、子供の前で喫煙しなければ良い。」と思っていませんか?

実は、妊娠中のお母さんの取り入れたタバコの化学物質の影響も、お腹の中の子供に及ぶことがあります。なので、妊娠中のお母さんが禁煙することはもちろんのこと、周りの家族も十分に配慮してあげてください。

禁煙を成功させるには

参考①:禁煙できないのは自分の意思云々ではない【ニコチン依存症 を克服するには】

参考②:受動喫煙に困っている人にお勧め!ニコチンの排出を促す効果が期待できる食品とは?

 




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