5月 062015
 

ここ最近、ニュースでマグロの食中毒に関する話を聞いたことはありませんか?生のマグロを食べた方が、食後に嘔吐や下痢などの食中毒の症状を訴えることが全国的に増えているようです。マグロは私たちにとってとても身近で、まさかこんなものに食中毒の原因が潜んでいるようには考えにくいものですが。

身近な食品に潜む食中毒の要因

いや、食中毒に身近なもの、そうでないものなんて関係無いのかも知れませんね。マグロの食中毒の原因となっているのが、「粘液胞子虫」と言うクドア属の寄生虫のようです。名前を聞いても、「これ何?」って言う感じですよね。小さな寄生虫なのでマグロを眺めただけでは発見することができず、顕微鏡のようなもので拡大しなければ寄生虫の存在は分からないそうです。
ちなみに、クドアはつい数年前に食中毒として言われるようになった新しい寄生虫です。

それにしても、なぜマグロの食中毒の原因がクドアだなんて分かったのでしょうね。東京都健康安全研究センターが、実際に都内の市場及びスーパーに出回っているマグロを購入してチェックしたから分かったようですよ。チェックした期間は2011年の4月から2013年の2月までの間ですが、チェックしたマグロの中でクドアに汚染されていたものの67%が日本産メジマグロだったようです。

そして、10%が日本産クロマグロだったようです。このように見てみると、日本産マグロのクドアによる危険性がいかに高いかが分かりますよね。マグロと言えば、他にもミナミマグロ、キハダマグロ、メバチマグロなどの種類がありますが、それらからはクドアは見付からなかったようです。

法的な規制がない現状

さらに、もっともクドアに汚染されていた日本産メジマグロの産地を大まかにチェックしてみると、日本海側が産地のもので74%、太平洋側が産地のもので48%もクドアが検出されているようです。ここで、「なぜメジマグロやクロマグロなんだろう?」と思う方もいるのではないでしょうか。今のところ、マグロの食中毒に関しては、厚生労働省から厳しい扱いを受けていないのが現実です。

なので、残念ながら消費者側はニュースを頻繁にチェックして、自身で身を守るしかありません。メジマグロとクロマグロは実は関連性のあるもので、メジマグロはクロマグロの3歳以下の子供のことを言うようです。小ぶりで脂さっぱりめで食べやすいのが、年配の方やヘルシー志向の方を中心に人気があるようです。

参考:(厚生労働省HP)食中毒

冷凍することで毒性は失活する

ただ、食中毒の不安が拭えない現在となっては、さすがにメジマグロはヘルシーとは言い難いですよね。食中毒の危険性が少しでもあるのであれば、消費者としては出来るだけ避けたいと思いますよね。どうしてもメジマグロにこだわるのなら全く対策法が無い訳ではなく、冷凍品のマグロを食べるようにすれば食中毒の危険性を減らすことが出来るようです。クドアは冷凍することで毒性を失う性質があるようなので、冷凍さえしてしまえば少しでも安全にマグロを味わうことが出来そうですね。




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