4月 222016
 

耳掃除をして耳を綺麗にすることは良いことのように思われがちですが、あまりに頻繁に耳掃除をするのも良くないようです。耳垢を確実に除去できるどころか、かえって耳を傷付けてしまう危険性もあるようです。では、耳掃除はどのくらいの頻度で、どういう点に注意して行ったら良いのでしょうか。

耳垢にはメリットもある?【耳の環境を保つ】

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そもそも、耳垢は耳の穴の中の鼓膜までの場所で発生するもので、耳に侵入した埃だけではなく、外耳の皮膚の一部、皮膚の分泌液なども含まれています。ちなみに、外耳は耳の穴の鼓膜までの部分を言います。

それで、耳垢が詰まっていると見た目的にも汚いですし、外耳が詰まって音が聞こえにくくなってしまうため、多くの人は耳掃除をして除去しようとするでしょう。ところが、耳垢には良くないことばかりではなく、抗菌作用を発揮したり、外耳の皮膚の潤いをキープしたりすると言うメリットもあります

耳垢は自然と除去されるもの?【綿棒で押し込んでいる場合も】

「耳垢は耳掃除しないことには除去することができない。」などと思っていませんか?

実は、私たちの耳の外耳は、顔を動かしたりした時に耳垢が自然に排出されるようになっています。

基本的には、乾燥した耳垢であれば、わざわざ耳掃除をして無理に排出しようと思わなくても、自然の力で排出されるのを待っても良いでしょう。

逆に、耳掃除をこまめにし過ぎて、外耳の抗菌作用や潤いまで奪ってしまう方が良くありません。耳掃除によって耳が元々持っているメリットが失わると、外耳で細菌に繁殖が起こりやすくなり、外耳の皮膚の炎症の起こる慢性外耳炎になりすくなります。さらに、慢性外耳炎になると耳垢が乾燥しなくなり、自然に排出される機能さえも失われてしまうことがあります。

耳掃除を行う上での注意は?【深追い禁止】

「耳掃除は耳垢が気になるたびに行う。」と言うのも良いのですが、特に綺麗好きの人の場合には少しの耳垢でも気になって、頻繁に耳掃除をしてしまうこともあるでしょう。なので、具体的な頻度としては、月に1回程度にしておき、多くても週に1回までにしておきましょう。

そして、外耳に負担をかけない耳掃除のやり方としては、耳かき棒や綿棒を使用するのは耳の穴の入口から1cm以内までにしておき、それ以上深い場所、鼓膜の近くまで掃除しないようにしましょう。

それから、乾燥した耳垢であればそのうち自然に排出されるので、わざわざ除去する必要はありません。逆に、湿った耳垢に関しては、外耳に負担をかけないようにできる範囲で除去した方が良いでしょう。

この他、耳かき棒や綿棒などで皮膚を擦りすぎないことにも、十分に気を付けましょう。

参考:耳かきはやり過ぎると良くない?【ジクジク細菌感染の温床に!】

参考:耳かきが原因で耳の病気になることも!?




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