8月 042015
 

子供の頃に「風邪を引いてるから、今日は風呂は止めておこう。」なんて親に言われたことはありませんか。それで、大人になった今でも「風邪を引いたら風呂は止めておいた方が良い。」と思っている方もいるかも知れませんね。

実は、この考え方は日本人ならではのもので、西欧人は真逆のことを考えているようです。西欧人は風邪を引いているからこそお風呂に入るのだそうです。それにしても、風邪を引いていると言う点に関しては日本人でも西欧人でも同じはずなのに、風呂に対する考え方が真逆になってしまうのでしょうか。

入浴後に湯冷めしなければ大丈夫

これには日本ならではの隙間風の侵入しやすい昔の住環境が関係しているようです。昔は自宅の風呂ではなく銭湯に通う入浴が一般的でしたよね。銭湯と言えば、熱いお湯で体力を消費しますし、帰宅する際には冷たい空気を浴びなければいけません。

いや、自宅の風呂に浸かる場合でも昔は外に風呂がある家庭が多く、湯船の外に出た時にも湯冷めしますし脱衣所で湯冷めしてしまうことも考えられます。このような状況で入浴していては、当然風邪は悪化するばかりでしょうね。

軽症の風邪ならば入浴で改善されることもある

でも、今の日本はこんなことはありませんよね。アパート住まいで銭湯通いが常だと言う方でも、暖かい屋内の銭湯でしっかりと温まって帰宅することが出来ます。風呂が自宅にある家庭では屋内に風呂があることがほとんどですし、脱衣所も暖房器具さえ設置すればそれほど体を冷やさずに済みます。

なので、今に関して言えば、風邪を引いたからと言って入浴を控える必要はありません。むしろ、ちょっとした風邪であれば、入浴することで体力を取り戻すことが出来るかも知れませんね。と言うのは、入浴には筋肉の緊張を緩めて血管を拡張させて全身の血行を改善する効果があるのです。入浴時に触れる湯気が喉に潤いを与えてくれたり、鼻づまりを解消する効果も期待できるようです。

入浴のメリット:汗を落として発汗作用を整える

それから、風邪を引くとやたら汗をかきませんか。1日にかいた汗がくっついた状態で翌日を迎えるのは、決して衛生的とは言えません。それだけでなく、1日の汗や汚れをしっかりと落とすことができれば、発汗作用を正常に働かせることが出来ます。
入浴することで体温が上昇すると体が熱を放出しようと働いてくれるのも、風邪を治すのに良いことです。

風邪を引いた時の入浴にはこんなにもメリットがあるのですが、もちろん体力に応じて入浴時間や風呂の温度も調整する必要があります。シャンプーに関しても無理して行わず、1日くらいサボってしまうのも良いでしょう。

症状が重い場合は入浴は控えて安静に過ごしましょう

また、高熱や酷い頭痛、嘔吐などの辛い症状がある場合には、入浴は控えておいた方が良いでしょう。「風邪を引いたら風呂は止めるべき。」とか「風邪を引いたから風呂に入るべき。」などと言う極端な判断ではなく、自分の体調を把握して入浴するかどうか、どういうふうに入浴するかを考えることは大切ですね。一番大切なことは無理をせず、自分がもっとも快適に過ごせる選択をすることですよ。

参考:かぜのとき、お風呂に入っていいか?




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